№10 - 野球部員が語る「目標を見失った日」
9月に入り、台風が接近中!
昨年10月12日に関東を襲った台風で高麗川が氾濫し、グラウンドが。。
日刊スポーツ(YouTube)より
高校野球ドットコムよりそして
昨日、城西大学準硬式野球部は初戦のはずだったのですが、急遽、延期になってしまいました。
試合日程の詳細につきましては、後日、お知らせいたします。
今回の内容
野球部員が語る「目標を見失った日」
鈴木陵斗君の承諾を頂き、使わせて頂きました。と、その前に
大学進学後、自分の夢を見つけ
専門学校へ編入した1人の野球少年についてお話をします!
その野球少年の名前は寺田 遥輝(てらだ はるき)君(叡明)です。
高校時代は1番打者を貫き、城西大学準硬式野球部に入部しました。
入部在籍は半年なく、短い間でしたが、バッティング技術は誰にもない貪欲さがあった気がします!
Timely Webより小さな体ながら、高校時代のスイングスピードは139キロ。。
昨年のある日、私に急にLINEが来まして、
「上野さん、すいません!大学を辞めることにしました」と。
まぁこのときはビックリ!!
「え、大学を?!」
「はい、入部したばかりなのにすいません!」
(登録業務が終わっていたあとでしたね)(笑)
部活を辞めるにしても、大学を辞めるとは何事かと思い、電話しました。
そうしたら、しっかりと理由が分かり
「そっかー、やりたいことみつけたか!」
「なら、良いんじゃない?俺は寂しいけど(笑)」
と、納得と寂しさが混じりました😆😅
そう、
遥輝はやりたいことが見つからず、大学進学を選び、野球を選んでいたようです。
これは、よくあることかもしれませんね。。
彼が見つけたやりたかったこととは。
それは
「美容師」になることでした!
そのための美容専門学校に編入することを決めたのです!
「皆を幸せにできる職業かなと考えたんです」
と、電話越しで言っていましたね!
遥輝はこれを言ったとき、目を輝かせていたのかなと思います😄😄
「美容師は結構難しくて、これから勉強していきます!」
と、当時は入学に向け、勉強していました。
あれから1年。
先日、久々に連絡を取り、お話を聞かせて頂きました!
彼が美容師になりたい理由をこのように話していました。
犬は可愛いんですよ~(笑)
私も、遥輝に切ってもらいたいですが「あと5年待っていてください(笑)」と我慢させられています!👀😕
そんな5年後を見据え、
「その人を最大限にかっこよくして、髪型一つで人生変わったって思ってもらえるような美容師!」
「あとは、笑顔が絶えない明るい美容師!」
を目指し、日々勉強中です!
美容師になりたいと専門学校に通う後輩は、もう一人高校の部活動の後輩におり、
遥輝も頑張っています!
美容師は、人をさわやかにする仕事だと、私は思っています。
高校球児が、半年で新しい夢を見つけ、
野球から離れ、新しい道を見つけました。
私は、遥輝を尊敬しています!
遥輝が決めた道を、誰も止めることは出来ません!
もちろん、ずっと遥輝を応援していますよ!
さて、ここからは
野球の話題に入りましょう!
今年、選抜出場が決まり、夏の群馬県大会を制した「桐生第一高校野球部」
「今年こそ、甲子園に行ける可能性」があったのです。
撮影;上野航平(応援席による校歌斉唱)今回、桐生第一高校野球部内野手の鈴木 陵斗君(伊勢崎三中出身、前橋桜ボーイズ)に「見失った目標」への思いを聞きました。
高校3年生にとっては、これが最後の甲子園のへの望み。
―コロナウイルス感染対策によるセンバツ・甲子園の中止―
―彼らの目標はどこに―
桐生第一高校野球部は1985年創部、今年で35年を迎えました。
春5回、夏9回、全国制覇1回の群馬県の私学実力校です。
名将・福田治男監督(埼玉県立上尾ー東洋大学) が永年、築き上げ、現在は利根商業監督をしています。
チームは一新し、就任2年目の今泉壮介新監督のもと、
昨秋群馬県大会を13年ぶりの制覇
関東大会ベスト4進出
センバツ出場を獲得!
(4年ぶり6度目)
しかし、3月から今現在にかけて感染が広まったコロナウイルス感染の対策により、史上初のセンバツの中止が決定しました。
「行きたいと思っているけど、簡単には行けない大きな存在」
と、鈴木君は甲子園の存在をこのように話していました。
春は32校、夏は49校しか行けない聖地です!
兄の影響で野球を始め、
伊勢崎イーグルスで6年間、前橋桜ボーイズで3年間野球をしていた鈴木君は、体を動かすことが特に大好きだそうです!
野球ボールで特技があるとか?!😁😁見てみたいです(^^♪
センバツが無くなった時、鈴木君は
「まだ夏があるから、そこまでショックではなかった」と、夏に向けて再び後輩に良き背中を見せ始めました!
チームミーティングもZOOMで行い、
「3年全員で最後までやろう!」と団結を深め、
夏に向けて、全高校球児が前を向いた瞬間!
その後、文部省より休校要請により、練習が出来ない日々が続きました。
指導者による署名活動が活発化され、私もスポーツ記者の取材を受けた際、
「もちろんやらせてあげたいとは思うが、他の競技への配慮と感染リスクが高いことから、甲子園は中止の方がいい」と答えました。
このときはかなり真面目に答えました。
そして、高野連は5月20日に夏の甲子園・地方大会中止を決定しました。
高校球児をはじめ、指導者も涙💦
鈴木君は
「やっている意味がない。やってきた意味が無くなった」
その時の思いを話してくれました。
事実上、地方大会も無くなってしまったら、引退勧告ですよね。。
しかし、高野連が、都道府県の代替大会開催
さらに、センバツ出場校による交流戦(甲子園球場)の開催を決定しました。
桐生第一野球部にも1度は辞めようとした生徒もいたそうです。
でも、監督、部長と話し合い、
「最後まで全員で野球を!」と決めたのです。
マスク着用と、ソーシャルディスタンスを徹底し、練習メニューの合間には必ず消毒の徹底を行いました。
普通には野球の練習が出来ない環境になってしまった年ですね💦💬
「甲子園球場でやれることは決まっていたけど、群馬県優勝をしないと出る意味がない」
という使命感で、自宅での自主練習も含め、大会に向けて一皮むきました!
7月18日から開幕した「2020年群馬県高等学校野球大会」では、
見事、前年度準優勝の前橋商業、決勝では健大高崎を6-5で撃破し、
12年ぶりの群馬県大会を制覇!
高校卒業後は大学野球を視野に、もう一花咲かせる予定です。
❓鈴木君に聞きました❓
Q1.高校時代に一番苦しかった思い出
A1.朝から3キロ走ることが…(笑)
Q2.逆に嬉しかったことは?
A2.体がデカくなったこと!(笑)
Q3.指導者に教わったことは?
A3.礼儀は特に!挨拶は大切だということ。
Q4.桐生第一野球部で一番強みの選手は?
A4.主将の廣瀬です。バッティングは良くて、周りが見えていて、主将に向いていると感じました!
Q5.他校でこの選手凄いなと感じた選手は?
A5.健大の下君です。スライダーが見えなかったです。彼からは1本打ちました!(笑)
Q6.大学野球での目標は?
Q6.二塁手スタメンで試合に出ること!
Q7.寮生活は出来そう?(笑)
Q7.いや、ちょっと不安ですね(笑)
Q8.最後にこれから甲子園を目指す後輩たちに一言!
A8.スポーツでは一番厳しいと思います。諦めないで頑張ってほしい!
スポーツトレーナを将来目指し、
1人の新たな野球人生の物語が始まっていきます。
今年は高校球児にとって、心の揺れ幅が大きかったと思います。
でも、3年生は最後まで諦めず、戦い続けました。
私は、そんな高校球児を尊敬しています!
大学野球は鈴木陵斗君にとっても、大事な人生の一歩になることでしょう!
これからも彼を応援し続けていくことは、彼と約束しました!
全国の3年生の高校球児の皆さん!
今年の悔しさは、野球していなくとも、必ずどこかで晴らせるチャンスは来ます!
皆さんのご健闘をお祈りしております!😄😄💛
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